かの国を訪れたことも図書館事情に詳しくもないので推測未満の推理になってしまうが、貸し出しをする前にすべての本を補強しているのではないだろうか。補強のしてない貧弱な装丁の本は大勢の人の手を回っている内にすぐにも解(ほぐ)れて、最悪の場合最初に…

たぶん司書の重要な仕事のひとつに製本があって、本の修復は得意のはず。ひょっとしたら日本から送られてくる本は欠陥本ばかりなのでみんな製本し直しているのかも。 と、ここで。

最近パソコンのひとつがチリチリと小さな音を発するようになり久しぶりに蓋を開けた。たばこを止めてから、パソコンの空気穴が埃で詰まることも少なくなり、部屋の空気は確実に綺麗になっている。パソコンの掃除をする機会は減った。蓋を開けるまでもなく異…

岐阜県美濃地方(羽島市周辺)の特産品に富有柿があります。昔は田舎に行けばどこの家の前にも柿の木があって自由に穫って食べていたのですが、今では富有柿は贈答用が主で高級品になってしまいました。義妹の実家も生産農家のひとつで畑の柿の木は穫り入れし…

どて煮の発祥は戦後の屋台だ。ご当地でも昔は駅前に屋台が並んで酔客を集めていたが廃止されてしまった。小さな店を構えて生き残った飲み屋ではおでんの具が串に刺してあり、どの具もそれこそ何年も煮込まれたかのように真っ黒だった。アルミの鍋は味噌で黒…

自転車のブレーキを修理する。前輪のブレーキ・ワイヤーが切れたので、補修部品をホームセンターで買ってきた。初めてだったが意外と簡単だった。 機械の修理は割と得意だ。『神の手』の持ち主と言っても過言ではない。微妙な調整なんて感だけでドンピシャリ…

料理熱が冷めてしまって大分経つ。最近ではほとんど台所には立たなかったが、久しぶりにどて煮を作った。豚ホルモンの赤味噌煮で、これに普通のおでん種を入れる。本当は子供のころからおでんと言えばこれであって、関東煮は東京に行って初めて食べた。 去年…