マイ・レジ袋

 イオンではマイバッグ・マイバスケットの持参率が14.81%なんだそうだ。ちょっと前のどこかの統計で持参したことのある人が40%以上あったのには驚いた。事実とはかけ離れた数字には意図された統計のマジックが隠されているように思える。ジャスコを含めて近くのスーパーでマイバッグ・マイバスケットを持ち歩いている人は滅多に見ない。この数値通りなら、私の住んでいる地方が極端に遅れていて、都会ではほとんどの人がマイバッグ・マイバスケットで買い物していることになる。
 
 そんなこんなでひとりあたり年間5.6リットルの石油を平気で無駄遣いしている意識の低いこの地方でも、先日、珍しくノー・レジ袋でマイバッグを持ち込んでいる人を見つけた。その姿を追っていると、マイバッグから余分を貯め込んでいたのだろうその店のレジ袋を一枚取り出して、その袋に買った商品を詰め始めた。そのレジ袋は真新しく綺麗に折りたたんであった。確かにレジ袋の節約にはなっている。正しいし、間違ってはいない。ゴミ袋として使い切れなかったレジ袋をもう一度レジ袋として再利用するのもアイデアのひとつだ。大体余分にレジ袋をくれる。
 
 マイ・レジ袋を使う理由を問いたかったが、勝手に想像するだけにとどめた。なぜだと思う?