もうすぐだから

 最近のテレビで録画してでも欠かさず見ているのは、『ネプリーグ』、『たかじんONE MAN』、『タモリ倶楽部』、『さんまのスーパーからくりTV』、『笑っていいとも!』ぐらいだ。
 今は好きなドラマはない。珍しく月9の『危険なアネキ』を見るが、余りにも馬鹿げたドラマ運びに見る気になれない。これは一体どの程度の世代が対象なのだろうか。子供を馬鹿にしているみたいだ。それともこれがテレビ視聴者の平均的水準なのか。
 
 日本人総批評家の時代はブログの普及でますます拍車がかかっている。そのほとんどが批評というモノではなく、単なる感想だ。しかも表面的に感じたことだけ。読むだけ無駄だ。誰かの好みを教えられてもありがたくない。
 
 そもそも滅多に映画を見ない人と映画漬けの人が同じレベルで批評をすることは疑問だ。
 
 『エターナル・サンシャイン』のDVDが発売されている。amazonに予約していたので早々に送られて来ている。この映画をどれだけの人が理解してくれるのだろうか。きっと多くの人が途中でわからなくなり、そこら中のブログで糞味噌にけなしまくることだろう。大多数の月9のレベルとは余りにもかけ離れている。
 そんな作文を読みたくない。書き手は無知丸出しで自分が馬鹿だとは全く気が付いていない。
 
 はやくこのDVDが見たい。まだ見ていない。
 
 『銀河ヒッチハイク・ガイド』の整理がまだ付いてなくて、『エターナル・サンシャイン』のDVDは封を切らずに飾ってある。
 『銀河ヒッチハイク・ガイド』の原作本を3冊読み直して、DVDで発売されたBBCのテレビ・シリーズ全6話を見た。それらの流れを一応整理しておきたい。
 多くのブログで映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』を単なるB級SF映画として片づけている。確かにそうだが、彼らはSFを知らない。恐らくSF小説なんて一冊も読んだことはないだろう。彼らに『銀河ヒッチハイク・ガイド』の価値はわからない。彼らは自分の想像力が枯渇していることを自覚していない。
 
 アメフトの試合は毎日流れてくる。追いかけるだけでも大変で、なかなか先に行けない。