じまんかい
その昔と言ってもまだ独身で、縄文時代のまだ富士山が煙を吐いていた頃、結婚式の一週間前にトラクターを追い越そうとして白バイにスピード違反で捕まった。15km/h以上オーバーで、うろ覚えだが、30日の免停で講習は一回ですんだと思う。罰金は数万円だったろうか。
それ以来公式には無事故無違反を続けている。走行距離は大したことはないが、ちゃんと毎日運転しているし、たまには長距離ドライブを楽しんでいる。最近は大人しくなったが、ゆっくり走るタイプではない。それでもゴールド免許の制度が出来て以来講習を受けたことはない。
守っていることは、一旦停止の交差点では必ず停車すること。陰に隠れて見張られているかも知れないし、心に余裕を持たせるためにも有効だと思う。
明日にも不注意で何かをやらかすかも知れないが、今の所、記録は続いている。
やじろべいか
その昔といっても大学を出て直ぐだから、石器時代の前で恐竜がまだ生きていた頃、2年間だけ父親の知り合いの会社に勤めた。市内の中小企業なので、大卒は数人でほとんどが高卒だった。
当時は毎年のように冬になれば人並みに風邪をひいて1日か2日は寝込んでいた。当たり前だと思っていた。就職しても同じで、冬になって風邪で1日休んでしまった。翌日、上司に言われた。
「お坊ちゃんは気楽だね」
その日以来この年になるまで風邪をひいて寝込んだことはない。2度ぐらいやばいと思って点滴で栄養を補給したことはあるが風邪で仕事を休んだことはない。
その上司は数年後身体を壊して会社を半年ぐらい休んでいる。げっそり痩せて昔の面影はなかった。
明日にも風邪でダウンするかも知れないが、今の所、記録は続いている、
そこまでするの? -1
随分前になるが、行き当たりばったりで名古屋の食品スーパーに寄ったとき、珍しく不二家のケーキ・コーナーがテナントとして入っていた。夕方のこともあり、ケーキ類はほとんど売れきりでクッキーぐらいしかケースには残っていなかったが、バイトの女の子が一人残って、恐らく明日の用意だと思うがトレイ一杯のイチゴのヘタをちぎっていた。その場で作るイチゴ・シュークリームがその店の売りのようだった。
数日前そのことを思い出しながらイチゴを食べていてフッと思った。イチゴって生ものなんだ。やはりケーキはイチゴに限らず生の果物が乗っているとおいしい。
殺菌が義務づけられている牛乳類に大腸菌群が検出されれば即出荷停止処分にしなければいけない。火を通すものはどんな食品も当たり前のことだ。
しかし、イチゴが語りかけてくる。もし、このイチゴに大腸菌群をゼロにするまでの殺菌処理がなされていたとしたら、その方が余程危険では?
体にとても悪い残留物が残っていそうだし、たぶんイチゴの味は消し飛んで食べられたものではないだろう。
生のショートケーキに大腸菌群が検出されたっておかしくない。当然のことなのだ。大腸菌群は悪者だが、しかしほとんどの場合悪いことはしない。
確かに不二家のケーキに許容範囲を超えた大腸菌群が検出されたのは確かだろう。しかし、だからといって不衛生とは言えないところが生ものの難しいところ。イチゴを持った手で生クリームに触るのはよろしくない。でも、触らなければケーキを作れない。
牛乳の賞味期限も単なる目安なのだから良くはないけれど使ったと言っても罰せられるほどのことではない。
少なくとも営業停止処分に追い込まれるようなことを本当はしていないとも思う。
衛生的なヤマザキのケーキはおいしいのだろうか?
食べたことはない。
その 2
室内の湯沸かし器って危険なのを承知で使っているのではないの?
自動車だって走らせれば危険だし、古くなれば不都合なことが出てくるのは当たり前じゃん。
死者が出るような事故を防ぐ義務はメーカーにあるとは思うが完璧に安全な器具はできない。どこまでメーカー責任があるのかについては非常に微妙だと思う。
メーカーを弁護するつもりもないのだが、パロマにしてもリンナイにしても、マスコミの報道は行き過ぎだ。初めからメーカーを罪人扱いにしている。いつものことながら、マスコミに判決を下す権利はない。一方的な論告求刑だけを認め、反論を頭から否定するマスコミの姿勢は許せない。しかも、一番いけないのはどこもかしこも右に倣えで同じ論調なこと。
マスコミは言う。もしメーカーを弁護するような報道をすると抗議や苦情の電話が絶えないからと。
となると、マスコミの責任も非常に微妙になってくる。マスコミは妥当な報道しかできなくなる。で、その妥当さが世論を代弁しているのかというと、朝日新聞はそうだというのかもしれないが、はなはだ疑問だ。
一つの流れを作ると傍流を全く認めない衆愚の力が働いている。視線を変えて物事を見るのは非常に重要なことなのにテレビカメラで意図的に切り取られたアングルでしか景色を見ようとしない。
その流れを作ってしまうのが、やはりマスコミだ。馬鹿なコメンテーターや警察の発表を垂れ流すだけの新聞。自分たちが容易に情報操作されていることに誰も気がついていない。
少なくとも、重箱の隅を突っついて悪者扱いにしないで欲しい。偏った報道を慎むように。
ついでにいっておくと
名古屋のローカル放送であるタレントが言っていた。有名なスポーツ評論家は、日本のサッカーチームが外国のあるチームと試合するとき、控え室では勝てる可能性はないと言っていたのに、テレビカメラの前では一転して「必ず勝ちます」と力説していた、と。空気からも放送局の意向からも「勝つ」と言わなくてはいけなかったのだそうだ。もちろん結果は意外にもぼろ負け。
この前有名な映画評論家の名古屋ローカルでの発言を聞いていたら、全国ネットで褒めていた映画を「どうしてあんなにつまらない映画をみんなが見るのかわからない」と糞味噌にけなしていた。東京にはしがらみがたくさんおありになるようで。
大阪のタレントが言っていた。東京と大阪ローカルでは全く逆の意見を言う政治評論家がいる。
政治評論家は言う。東京では発言が制限されていて、発言内容にも台本がある。番組の意図に沿った発言を要求され、下手なことを言うと次からは声がかからない。
東京の全国ネットはかなり情報操作されていることだけは確かなようだ。『あるある』のようなバラエティは嘘を言っては駄目で、一見真面目そうなニュース番組では『嘘も方便』ということわざが堂々とまかり通っている。
国中でペンキ塗り
こんな本の書評を読んだ。==> 史上最悪のウイルス(http://www.nikkeibp.co.jp/sj/bookreview/18/)。
いやはや凄そうだ。緑のペンキの緑化運動を笑ってはいられない。笑い事ではすまされないことがあの国では始終起こっているに違いない。